東京市制施行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 10:53 UTC 版)
この間、1889年(明治22年)5月1日に東京府内15区を東京府から分立して市制を施行し東京市としたが市制特例により東京市長は府知事が兼ねた(府知事の市長兼務は1898年10月1日に廃止)。 1896年(明治29年)、東京市を「都」に改めて官選都長を置く「東京都制案」、府郡部を県とする「武蔵県設置法案」ともに帝国議会不成立。 1897年(明治30年)、市長を公選とする「東京市制案」、府郡部を県とする「千代田県設置法案」ともに帝国議会不成立。 1898年(明治31年)、市制特例が廃止。東京市役所が開設され、松田秀雄が初代東京市長となる。
※この「東京市制施行」の解説は、「東京府」の解説の一部です。
「東京市制施行」を含む「東京府」の記事については、「東京府」の概要を参照ください。
- 東京市制施行のページへのリンク