東京オリンピックの聖火リレーに登場
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「松井秀喜」の記事における「東京オリンピックの聖火リレーに登場」の解説
2021年(令和3年)7月23日、国立競技場(オリンピックスタジアム)で行われた2020年東京オリンピックの開会式で、松井は長嶋茂雄と王貞治とともに聖火ランナーを務めた。 3人は野村忠宏(柔道で五輪三連覇)と吉田沙保里(レスリングで五輪三連覇)から聖火を受け取り、松井は恩師である長嶋の背中を支えて2人でともに歩いた。最後に王が聖火を高々と掲げ、松井が受け取って、次のランナーである医師と看護師のペアへ手渡した。 松井は開会式終了後にテレビ出演し、「監督が受け取られて、長嶋さんが受け取られて、そのあとはとにかく無事に長嶋さんをエスコートする。最後、次の方に無事に渡せましたので。たくさんの長嶋さんのファンの方、王さんのファンの方に喜んでいただけたのなら、私もうれしいです」と語った。 ニューヨークの大衆系メディア「ニューヨーク・ポスト」は、「野球がオリンピックに戻ってきた。元ヤンキースのスターを起用した」「松井が今も鋭いスイングをするのか考えたファンがいることを想像するのはたやすい。2009年のワールドシリーズではMVPに選ばれ人格者としても知られている」などと報じた。 なお、野球がオリンピック競技に採用されたのは2008年北京オリンピック以来13年ぶりのことであった。次回の2024年パリオリンピックでは削除されることが決定しており、以降もオリンピックへの復活は予定されていない。
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