村崎百郎館
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鬼畜系ライターといわれる村崎百郎(2010年没)の世界を再現したエリアである。2014年4月27日、「悪酔い横町」内にオープンした。妻の森園みるくによれば、2011年に村崎の没後に遺品を整理していたところ、データハウスの編集者がそれらに面白味を感じ、新たな施設の開設をもちかけたことがきっかけという。 展示は、村崎のライフワークだった「ゴミ漁り」、「編集者・黒田一郎(村崎の本名)」、村崎が最も大事にしていた「魔術」の3つの部屋に分かれている。また、村崎がオカルト雑誌の『ムー』などを好んでいたこともあり、様々なアーティストの不思議な作品が並ぶギャラリー「未確認生物UMA博覧会」を併設している。 プロデュースは、村崎が編集者として勤めていたころのペヨトル工房の代表であった今野裕一の推薦で、廃品や骨董品をスチームパンク系の芸術品に作り変えることに長ける現代芸術家のマンタムが手がけた。このマンタム、および村崎と親交のあった漫画家の根本敬の助言により、村崎が複数の顔をもっていたとして、3つの展示が製作されることとなった。
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