村井ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 08:32 UTC 版)
村井仁長野県知事を巡る事件。 西松建設幹部の供述で村井知事に裏金が渡った疑惑が浮上。村井の秘書であった長野県参事に対し東京地検特捜部による事情聴取が複数回行われたが、2009年2月24日に長野県参事が自殺。キーマンの死亡で事件の真相がわからないまま捜査が終結した。 その後、朝日新聞の2014年3月5日の記事によると、警視庁の外郭団体「自警会」が2005年に発注した東京警察病院の建設工事の入札(約94億円)に絡み、後藤田正晴元警察庁長官と村井仁元国家公安委員長のそれぞれの秘書が西松建設から計2000万円の現金を受け取っていた疑惑で特捜部が捜査していたことが判明。特捜部の任意聴取により後藤田秘書は現金受領を認めたものの2005年時の後藤田は1996年に国会議員を引退して政治家ではなかったため賄賂罪には問われず、入札公告時に現職国会議員だった村井の秘書への現金供与に違法性について捜査の焦点が絞られていた。
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