末寺の正当会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 22:27 UTC 版)
「宗祖日蓮大聖人御大会」の記事における「末寺の正当会」の解説
各布教区の末寺住職が、所属布教区内の寺院を巡回、申状捧読を行う。そのため、末寺では本山格寺院(地方本山)など一部の由緒寺院を除いて日程は布教区内住職の会議にて決められ、その年により変動する。申状捧読は出席僧侶の僧階上位者から順に行われ、通常は下位の僧侶が太鼓、お経マイク、給仕の役割も受け持つ。 出仕鈴(同時に唱題が始まる) 僧侶入場 献膳(一同は唱題) 読経(方便品、寿量品長行)(途中で僧侶・総代焼香、申状配布) 申状捧読日有上人申状 立正安国論(住職) 日蓮大聖人申状(宿屋入道許御状) 日興上人申状 日目上人申状 日道上人申状 日行上人申状 読経(寿量品自我偈)(途中で申状収納) 唱題 観念文 題目三唱 僧侶退場 僧侶による布教講演 なお、末寺におけるお会式は様々な形式があり、塔中坊などでは住職の立正安国論俸読だけといった略し方もあるので、注意されたい。また、宗門から離脱した自称・正信会に占拠されている寺院でも同様にお会式を行っている。
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