有機ヨード剤とは? わかりやすく解説

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有機ヨード剤 [Organo-iodine compound(s)]

 殺菌剤(消毒剤)の1群で、ハロゲンよう素(沃素)を含む殺菌性のある有機化合物をいう。ポリビニルピロリドンよう素との錯化合物であるポビドンヨードヨードホルムがあり、器物皮膚傷口消毒用いられるまた、よう素を非イオン性の界面活性剤結合させて水溶性にしたヨードホールとよばれる殺菌剤もある。ヨードホールは結核菌芽胞形成菌真菌(かび)などの殺菌ウイルスの不活化などに広く使用される手指消毒には1.75%の溶液200倍に、食品消毒には300-500倍に希釈して用いられる。なお、有機ヨード剤ではないが、よう素とよう化カリウムエタノール溶液ヨードチンキ水溶液ルゴール液といい、皮膚傷口消毒によく用いられるルゴール液細菌グラム染色にも用いられる




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