有明・穂高温泉との関係と国民保養温泉地登録について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:58 UTC 版)
「中房温泉」の記事における「有明・穂高温泉との関係と国民保養温泉地登録について」の解説
「穂高温泉#中房温泉との関係」および「安曇野市有明荘#「中房温泉郷」呼称問題」も参照 中房温泉では、「中房温泉」の名称を商標登録し、中房温泉に便乗した広告・宣伝活動がなされないよう目を光らせている。こうした不適切な表示は顧客の混乱を招くものであるとして、時に訴訟へと発展。2006年(平成18年)3月、それまで安曇野市は「中房温泉郷」と銘打って観光PRを行っていたが、中房温泉からの訴えにより、「中房温泉郷」の使用を取りやめることで和解した。環境省の国民保養温泉地登録に関しても、かつて「中房・穂高温泉」 とされていたものが、2016年(平成28年)5月20日現在は「有明・穂高温泉」 へと変更されている。中房温泉はそもそもの経緯として「旧穂高町の申請で長野県と環境省に申請され許可された」(引用)ものとした上で、「中房温泉は国民保養温泉地に認定されていません」(引用)と明言している。 中房温泉にほど近い有明荘や、ふもとにある穂高温泉は、中房温泉と同様に中房渓谷にある源泉を利用(引湯)し、浴用に供している。穂高温泉一帯に温泉を供給している穂高温泉供給株式会社では、供給する温泉水を「中房地籍から引湯」あるいは「中房渓谷から引湯」しているものであると説明し、「中房温泉」と混同しないよう、顧客に対し注意を呼びかけている。
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