有料トイレ
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有料トイレ(ゆうりょうトイレ)は、利用するのに料金を払う必要のあるトイレを指す。また、トイレの使用自体に料金は必要ではないが、トイレットペーパーの使用、手洗いの水、または手を乾燥させるためのハンドドライヤーに料金を課すものも指す。
公共のトイレのほとんどは施設に設置されているか自治体により運営されている。施設を利用しない場合でも使用することができるため、トイレの運用費を回収できなくなってしまうことから有料となっている場合がある。
日本国内では数は少ないが設置事例がある。1914年(大正3年)には名古屋駅に高等有料便所化粧室(使用料2銭)が開設されている[1]。 ヨーロッパの多くの場所の公共トイレはワンコインで使用できる。また、エジプト、モロッコ、トルコなどの中近東諸国においても有料トイレが少なくない。エジプトの場合は、便所使用料金を支払うと約30 - 50センチメートルほどのトイレットペーパーがもらえる場合がある。
有料トイレはトイレで体を洗ったりするホームレス対策として有効とされているが、ドアを閉めなければ、永久的に1回分の料金で使えてしまうものがある。
脚注
- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、396頁。ISBN 4-309-22361-3。
有料公衆便所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 18:20 UTC 版)
基本的に公衆の利益のために無料で開放されているのが公衆便所ではあるが、衛生面を考えると十全な管理が必要であり、そのためには経費がかかる。税金だけで管理することが困難であるため、有料化が試行されるようになった。主にチップトイレと言われるもので、使用者が一定額の料金を支払う(またはトイレットペーパーが別売)というシステムになっている。 採算が合うためには、多くの使用者が見込まれる場所であることが望ましく、従って、JR新橋駅や秋葉原駅前など、比較的大型の駅に設置されていることが多い。
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