最強のM125エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:45 UTC 版)
「モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツ」の記事における「最強のM125エンジン」の解説
この年のW125で何より特筆されるのはそのエンジン出力の大きさで、この車両に搭載されたスーパーチャージャー付き5,600cc・直列8気筒のM125エンジンは、1937年終盤には646馬力を発生した。この馬力は1980年代のターボ時代のF1カーによって凌駕されるまで50年近くにわたって、グランプリカーとしては並ぶもののない高出力だった。 前年のME25エンジンでは中速域以上でアウトウニオンと勝負にならないことが明らかとなったことから、1937年だけのためにこれほどの高出力エンジンが開発されるに至った。 W125はグランプリレースでの使用は1937年のみとなったが、その後はその高出力を活かしてヒルクライムレースに転用された(詳細は「#ヒルクライム」を参照)。
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