最強5歳牡馬・牝馬の明暗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 00:38 UTC 版)
「1995年の日本競馬」の記事における「最強5歳牡馬・牝馬の明暗」の解説
前年史上4頭目の三冠馬となったナリタブライアンは年明け緒戦の阪神大賞典を7馬身差で制し、順調に迎えたかに見えたが、股関節炎を発症。春のGIは全休。この間に主戦騎手の南井克巳が負傷。復帰戦となった天皇賞・秋は12着に終わった。 前年、圧倒的な強さを見せつけたヒシアマゾンは年明け緒戦に海外遠征を選んだが、先述の通り現地入り後に軽い脚部不安で回避。高松宮杯(当時は2000mのGII)で復帰も5着に終わる。しかし、オールカマーと京都大賞典を圧勝し、ジャパンカップに駒を進める。 ジャパンカップでは騎手が武豊に変更となったナリタブライアンが1番人気、ヒシアマゾンが2番人気を占める。レースはドイツからの遠征馬ランドが制し、ヒシアマゾンは鋭く追い上げたものも2着。ナリタブライアンは6着に終わる。有馬記念ではヒシアマゾンが1番人気に支持されたが、5着と惨敗。ナリタブライアンも、逃げるマヤノトップガンには並ぶこともできず、一度は交わしにかかったタイキブリザードに差し返され、追いこんだサクラチトセオーにも抜かれ4着に終わった。
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