最年長棋士として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 01:06 UTC 版)
2009年に関西棋院所属の窪内秀知が引退してから、日本における現役最年長棋士であった。杉内の死去により、夫人の寿子(1927年生まれ)が日本における現役最年長棋士となった。 日本での最年長現役棋士記録(97歳1か月)を保持する。 日本での最年長対局記録(97歳1か月)を保持する(2017年11月2日、対・小山栄美戦)。 日本での最年長勝利記録(96歳10か月)を保持する(2017年8月24日、対・古庄勝子戦)。 日本での最大年齢差対局記録(80歳差)を保持する(2016年3月10日、対・大西竜平(当時15歳)戦)。 プロ棋士の名に恥じない棋力を生涯にわたって維持し、90歳を超えてからも、毎年5勝から8勝の勝ち星(打ち分けに近い成績)を挙げ続けた。死去した2017年にも2勝していた。 健康面でも衰えを見せず、同じく90歳を超えてからも、日本棋院本院の6階にある対局室に、1階から階段で昇る体力を維持していた(2014年2月、杉内が93歳時の報道による)。 1800年代生まれの棋士(瀬越憲作など)、1900年代生まれの棋士(多数)、そして2000年代生まれの棋士(大西竜平)との対戦経験を持つ(将棋棋士では加藤一二三が同様の経験を持つ)。
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