普通選挙・制限選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/24 06:34 UTC 版)
普通選挙 狭義には財力(納税額の多寡や財産の有無)を選挙人の要件としない選挙制度。広義には財力・人種・信条・性別などを選挙人の要件とせず、一定年齢に達したすべての国民に選挙権を与える選挙制度。 普通選挙は日本では日本国憲法第15条3項及び日本国憲法第44条但書で保障されている。 普通選挙の実現は漸進的で、まず、財産制限の除去について1848年のフランス第二共和政憲法において確立され、第一次世界大戦後になって世界各国に広まることとなった。日本では1928年に財産制限が撤廃された。女性参政権についても第一次世界大戦後に世界の大勢となっていったが、フランスのように第二次世界大戦後に実現した国もある。日本でも女性参政権は第二次世界大戦後に実現した。 制限選挙 選挙権を収入、資産、家柄などで制限するもの。
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