晩年の後継者問題とは? わかりやすく解説

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晩年の後継者問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:42 UTC 版)

松平長親」の記事における「晩年の後継者問題」の解説

隠退後、入道し道閲と号した長親は、なおも信忠後見補佐したが、信忠力量乏しい上に一門衆家臣団からの信望薄く松平党が解体危機瀕した。そのため、家老酒井忠尚将監)の嘆願より道閲・信忠父子は、信忠隠居信忠嫡子清康への家督継承受け入れた晩年は福釜・桜井東条藤井新たに分家輩出させた息子たちの中で、とりわけ桜井家信定偏愛する余り清康死後若くして後を継いだ広忠(長親の曾孫)が信定によって岡崎城から追われた際にも何ら手を打たなかった。このため家臣団失望招いたという。 後には広忠和解生まれてきた広忠嫡男(長親から見れば玄孫にあたる)に自分清康と同じ竹千代命名するように命じている。後の徳川家康である。しかし、長親の溺愛し信定広忠の代まで家督固執して松平氏一族とその家臣団内紛引き起こし結果的に少年時代家康苦難遠因となった

※この「晩年の後継者問題」の解説は、「松平長親」の解説の一部です。
「晩年の後継者問題」を含む「松平長親」の記事については、「松平長親」の概要を参照ください。

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