昭和初期の水産業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 03:33 UTC 版)
東京文理科大学教授の青野壽郎は1936年(昭和11年)に発表した研究で、和具は三重県における遠洋漁業の東限であり、農耕地が狭いことと、沖合を黒潮が流れていることから、カツオを中心とする遠洋漁業が成立したと説明した。これ故に「遠洋漁船の普遍度は房総・伊豆両半島に勝る」と結論付けている。 主要水産統計 以下の統計は1932年 - 1934年(昭和7年 - 昭和9年)の平均値を示す。当時の和具村が三重県内5位以内に入る品目のみ掲載する。 品目 数値 県内順位〔位〕 品目 数値 県内順位〔位〕 イセエビ 236百円 1 アワビ 179百円 3 真珠養殖面積 57,311百坪 1 養殖真珠出荷額 557百円 3 テングサ 72百円 2 田作生産 77百円 3 男子漁業専業者数 888 2 延縄マグロ 313百円 4 刺し網サンマ 15百円 3 遠洋カツオ 805百円 4
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