明石は実在した人物か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 05:10 UTC 版)
「明石志賀之助」の記事における「明石は実在した人物か」の解説
明石によって最初に行われたとされる相撲に関する出来事や慣習も、全て後代の伝承や講談によるもので信憑性がかなり低く、さらには信頼できる資料では明石の実在すら確認されたことが無い。ただし、明石志賀之助のものとされる手形が遺されているほか、「上山三家見聞日記」にて1661年(寛文元年)に山形藩主の前で相撲を取った記録が記されていることなどから、実在説も根強い。 池田雅雄は「歴代横綱正伝」(ベースボール・マガジン社『相撲』1971年1月号以下)などで明石の実在を否定しており、能見正比古は『横綱物語』(講談社、1975年)で「モデルとなる『明石』なる力士が複数存在していた」という説を述べている。 栃木県宇都宮市の蒲生神社では2008年から「初代横綱 明石志賀之助杯少年奉納相撲大会」を主宰している。
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