早稲田大学校賓
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校賓とは、大学の発展に多大な貢献をした者に贈られる早稲田大学の名誉称号である。1908年(明治41年)11月に、早稲田大学創設期の財政難に対して積極的に支援をした伊藤博文、安田善次郎、鍋島直大等が同校最初の校賓となった。『早稲田大学校賓録』には最初期の校賓として財政界の75名が掲載されている。 主な校賓には、伊藤博文、松方正義、安田善次郎、前島密、渋沢栄一、鍋島直大、鍋島直映、岩崎久弥、大倉喜八郎、森村市左衛門、竹内綱、田中光顕、久原房之助、浅野総一郎、竹内明太郎、根津嘉一郎、各務幸一郎、住友吉左衛門、鴻池善右衛門、安川敬一郎、原田次郎、西園寺公望、三井高保、原富太郎、横山大観、新井章治、朝倉文夫、堤康次郎、大隈信幸、清水正博、大川功、井深大、王貞治等がいる。他にも、高橋是清や青山胤通、清水満之助(名誉賛助員)、八木與三郎(八木商店創業者)等が大学に多額の寄付をしている。 校賓の他、大学への支援者に対し金額に応じて維持員、栄誉賛助員、光輝賛助員、名誉賛助員などの名誉称号を贈っている。
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