旧橋の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 23:05 UTC 版)
「日本・パラオ友好の橋」の記事における「旧橋の建設」の解説
1977年、韓国の建設会社であるSOCIOによりコロール島とバベルダオブ島を結ぶコンクリート製の橋が建設された。設計上は風速67 m/sの暴風や激震に耐えられるとされていた。なお、建設業者選定入札において、SOCIOが鹿島建設の半額の入札価格を提示し落札した。 建設10年後には橋の正中線が1.2メートル下がるほどたわみ始めたため、1990年にルイ・バーガー・インターナショナル(英語版)と国際協力機構が調査を行ったが、橋は「安全」と評価された。大きなたわみは、クリープとコンクリートの弾性係数が予想よりも低かったことに起因していると診断を受けた。 各国の会社により補修、補強工事が何度も行われたうえ、1990年にパラオ政府は230万米ドルをかけた補強工事を選択した。 KB橋の杭打ち込み SOCIO社長も参加したKB橋の開通式 「安全第一」と書かれた橋とその上に翻る太極旗
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