旧抄本巻子本『春秋経伝集解』
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宮内庁書陵部に所蔵される本で、現代に完本として伝わる『春秋左伝集解』の本のなかで最古のもの。もと金沢文庫の蔵書で、その創設者である北条実時が清原教隆から『春秋左伝集解』の解釈を秘伝される際に清原家由来の本を校正したものを、実時の子の北条篤時が教隆の子の清原直隆・清原俊隆から伝授される際に書写した本である。本書は遣唐使によって将来した唐写本に基づいており、善本として知られている。書陵部所蔵資料目録・画像公開システムにて画像が公開されている。
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