日正_(大石寺)とは? わかりやすく解説

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日正 (大石寺)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/29 09:38 UTC 版)

日正(にっしょう、1862年1月17日文久元年12月18日) - 1923年大正12年)8月18日)は、大石寺第57世法主。阿部姓。大石寺第65世日淳・第66世日達の師範。

経歴

  • 1861年文久元年)12月18日、誕生。
  • 出家して慈照と号す。
  • 1900年明治33年)、顕本法華宗との法論の全権委員を務める。
  • 1908年(明治41年)10月29日、56世日応より法の付嘱を受け、大石寺第57世日正として登座。
  • 1912年(明治45年)6月7日、宗派名を日蓮宗富士派から日蓮正宗と改める。
  • 1915年大正4年)、鼓楼を改築。
  • 1922年(大正11年)9月11日、日蓮聖人大師号隆賜請願を提出。同年10月13日、宮内省より「立正大師」と諡号(しごう)された。
  • 1923年(大正12年)8月12日、第58世日柱に法を付属。同年8月18日、61歳で死去した。

相承の経緯

「この日正上人は、7月のはじめ乃至(ないし)6月の終りかも知れませんが、大正12年の夏のはじめに体がお弱くなったために、いちおう興津へ一軒を借りまして、ご養生されておりました。その時に私も7月中頃以後、そこにお付きをしておりまして、よく、その間の事情は知っております。それで、8月11日の夕方に大学頭・日柱上人が、大阪の中弥兵衛という人と牧野梅太郎という人の2人に付き添われて、興津の日正上人のところへ来られました。(中略)33人は、興津に大きな宿屋が当時ありまして、何というのか覚えていませんが、その宿屋へ行って泊っておって、夜中の12時に再び来まして、それで今度は日柱上人だけが、蚊帳に入ってゆっくりお話を聞いたのです。それがご相承だったのです。」(昭和47年6月、66世日達談「蓮華」より)

関連項目


先代
日応
大石寺住職一覧
第57世:1908-1923
次代
日柱

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