お宅とは? わかりやすく解説

お‐たく【御宅】

読み方:おたく

【一】[名]

相手または第三者敬ってその家住居をいう語。「先生の—にうかがう」

相手または第三者家庭敬っていう語。「—は人数が多いからにぎやかでしょうね

相手の夫を敬っていう語。「—はどちらへお勤めですの」

相手属している会社団体など敬称。「—の景気どうですか

ある事に過度に熱中し詳し知識をもっていること。また、そのような人。「アニメ—」

[補説] 51980年代半ばから使われ始めた言葉で当初はやや軽視する言い方だった。仲間内相手に対して「おたく」と呼びかけたところからという。多くオタクと書き、また近年は「ヲタクと書くこともある。

【二】[代]同等の、あまり親しくない相手を、軽い敬意を込めていう語。「私より—のほうが適任でしょう」


おたく

(お宅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/20 02:05 UTC 版)

おたくとは、愛好者を指す呼称で、1980年代日本サブカルチャーから広まった言葉である。元来の「お宅」は相手の家や家庭を指す敬称の二人称代名詞であるが、ある特定のサブカルチャーの愛好者を指し示す、現在使われている言葉としての「おたく」の起源は、1983年コラムニスト中森明夫コミックマーケットに集うSF漫画アニメなどの若いファン達がお互いを「おたく」と呼び合っていた現象を揶揄して、彼らを「おたく」として分類したことにある。


  1. ^ 「おたく」 | 分け入っても分け入っても日本語考える人 新潮社
  2. ^ 小林信彦『日本人は笑わない』新潮文庫、1994年、pp.45-46
  3. ^ a b 岡田斗司夫 (1996). “オタクの正体”. オタク学入門. 太田出版. ISBN 4-87233-279-2. オリジナルの2000-12-16時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20001216171500/http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakugaku/No1.html 
  4. ^ おたく/ オタク/ Otaku同人用語の基礎知識
  5. ^ 「いまから30年前、私は、『東京おとなクラブ』という雑誌を作っていて、本の町こと神田神保町のはずれにあるビルのワンルームの部屋を借りていた。/当時は、『宝島』や『ポパイ』の元気があったし、『本の雑誌』や『広告批評』なんかも頑張っていた時代である。源喜堂でまとめ買いした『WET英語版』や『Whole Earth Catalog』(スティーブ・ジョブズスタンフォードでの講演の“Stay hungry,stay foolish”はこれからの引用なのですよ)を見ると、米国でも好きなように雑誌を作っている。新宿紀伊國屋書店や神保町の書泉ブックマートなど、全国の30くらいの書店が置いてくれた。そこで、もう少し真面目にやろうかなと思って、オフィスを借りたのだった。/ここの家賃を稼ぎだすために商業誌や自販機本のページ編集なんかをやることになった。その頃、ここによくいた数人の間でだけ使われていたのが『おたく』という言葉だった。それを、“東京おとなクラブ Jr.”という連載をやらせてもらっていた『漫画ブリッコ』に、中森明夫が“おたくの研究”というのを書いたのだ。/クラスターとしてのおたくというのは、この部屋から広がったんだよ」遠藤諭 (2013年5月16日). “おたく30周年、発祥の地をご案内しましょう”. 週刊アスキー. 角川アスキー総合研究所. 2020年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月25日閲覧。
  6. ^ 『おたく』の研究 第1回漫画ブリッコの世界(再録サイト)
  7. ^ 『おたく』の研究 第2回 漫画ブリッコの世界(再録サイト)
  8. ^ 『おたく』の研究への反応と反論 新宿マイナークラブ1983年9月号 漫画ブリッコの世界(再録サイト)
  9. ^ 『おたく』の研究 「妥協の森」1984年6月号 漫画ブリッコの世界(再録サイト)
  10. ^ オタク・イズ・デッド 岡田斗司夫クロニクル2006/5/24 - YouTube
  11. ^ 森川嘉一郎 2003, p. 181-182.
  12. ^ a b 菊池聡、金田茂裕、守一雄「FUMIEテストを用いた「おたく」に対する潜在的態度調査」『人文科学論集人間情報学科編』第41号、信州大学人文学部、2007年4月、 105-115頁、 ISSN 1342-2782NAID 110006389058
  13. ^ “オタク史に咲いた、宅八郎というあだ花 ノンフィクション作家・大泉実成さんと振り返る”. 好書好日(朝日新聞). (2021年1月16日). https://book.asahi.com/article/14105708 2021年11月22日閲覧。 
  14. ^ 岡田斗司夫 2008, p. 64.
  15. ^ a b 京都精華大学〈サブカルチャー論〉講義録 第18回「世界の終わり」という想像力の敗北――東日本大震災と『Show must go on』(PLANETSアーカイブス) | PLANETS/第二次惑星開発委員会
  16. ^ ガルバレス・パトリック・ウィリアム「公の「オタク」のイメージを左右する秋葉原」2009年1月。
  17. ^ asahi.com(朝日新聞社):アニメバブル崩壊 DVD不振、新番組も減 - マンガ+ - 映画・音楽・芸能
  18. ^ “「オタク」になりたい若者たち。倍速でも映画やドラマの「本数をこなす」理由(稲田 豊史)”. 現代ビジネス. (2021年6月7日). https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83898?page=4 2021年10月23日閲覧。 
  19. ^ “「オタク」になりたい若者たち。倍速でも映画やドラマの「本数をこなす」理由(稲田 豊史)”. 現代ビジネス. (2021年6月7日). https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83898?page=5 2021年10月23日閲覧。 
  20. ^ “若者の間に「エセオタク」が激増しているワケ”. 東洋経済オンライン. (2015年12月2日). https://toyokeizai.net/articles/-/92036 2021年10月23日閲覧。 
  21. ^ 「私の戦闘力は53万です」 表現規制反対派・山田太郎氏が当選 SNSフル活用、“オタク層”の支持集める - ITmedia NEWS
  22. ^ “マンガ、アニメ、コミケ…“オタク”集票力は宗教以上 漫画家の自民議員「もはや無視できない政治勢力」〈dot.〉”. AERA. (2022年8月14日). https://dot.asahi.com/dot/2022081200092.html?page=1 2022年8月14日閲覧。 
  23. ^ “オタク4世代論 アキバ王が語るオタクの“ライト化””. ITmedia NEWS. (2008年3月19日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/19/news027.html 2021年10月21日閲覧。 
  24. ^ 東浩紀 2001, p. 13.
  25. ^ 榎本秋 2009, p. 58.


「おたく」の続きの解説一覧

お宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:19 UTC 版)

日本語の二人称代名詞」の記事における「お宅」の解説

他人に対して用いるが、相手が人ではない場合組織など)であっても使われる。「オタク」の語源でもある。「おたくさん」も聞かれる

※この「お宅」の解説は、「日本語の二人称代名詞」の解説の一部です。
「お宅」を含む「日本語の二人称代名詞」の記事については、「日本語の二人称代名詞」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「お宅」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「お宅」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

お宅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



お宅のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのおたく (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本語の二人称代名詞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2022 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2022 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2022 GRAS Group, Inc.RSS