日本電気音響研究所とは? わかりやすく解説

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日本電気音響研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:40 UTC 版)

デノン」の記事における「日本電気音響研究所」の解説

1934年昭和9年)、坪田耕一が「日本電気音響研究所」を設立坪田前年早稲田大学理工学部卒業したばかりだったが、在学中より円盤録音機カッター研究をしており、1938年昭和13年)には日本フィルモン入社し国産初の円盤録音機完成させる日本フィルモン1940年昭和15年)に解散)。 当時はまだ磁気テープ録音機の音質が実用にならないほど悪く録音再生円盤録音機オプティカル・サウンド行われていた。円盤録音機レコード会社などで使用されていたが大形のもので移動できなかった。オプティカル・サウンドトーキー使われるもので映像一緒に撮れるが、現像済ませない再生できなかった。そのような時代の中、1936年昭和11年)に行われたベルリンオリンピック放送テレフンケン製の小形円盤録音機使用され録音して直ち再生できる即時性放送貢献した。その威力知った日本放送協会 (NHK)は1940年昭和15年)に開催予定されていた東京オリンピック向けてテレフンケン円盤録音機導入するとともに国内企業による国産化目論んだ。その中には国産初の円盤録音機完成させた坪田も当然含まれていた。ただし東京オリンピック1938年昭和13年7月実施返上決定された。

※この「日本電気音響研究所」の解説は、「デノン」の解説の一部です。
「日本電気音響研究所」を含む「デノン」の記事については、「デノン」の概要を参照ください。

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