日本語の略呼法や助数詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 05:09 UTC 版)
日本語ではジャーゴンで「球(たま)」、あるいは白熱電球と同様に「管球(かんきゅう)」とも呼ばれる。例えば、トランジスタ使用のアンプに対して真空管使用のものを「球(たま)のアンプ」と言う。また、セット(電気回路による装置)に使っている真空管の本数を称して「n球(きゅう)」という言い方をする。例えばAMラジオ受信機の代表的な構成の一つである、真空管を5本使用したスーパーヘテロダイン受信機を「5球スーパー」と呼ぶ。なお、単に数えるとき(たとえば部品在庫数)の助数詞は「本(ほん)」。いっぽう、真空管の代替として発明されたトランジスタなどの半導体素子はジャーゴンで「石(いし)」と呼ぶことがあり、回路での使用数をあらわす助数詞は「石(せき)」が用いられた(単に数えるときには「個(こ)」)。
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