日本美術と日本の美術館が関係した著名なオークション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/12 07:58 UTC 版)
「クリスティーズ」の記事における「日本美術と日本の美術館が関係した著名なオークション」の解説
2008年3月に、伝運慶の木造大日如来坐像が、日本古美術オークション史上最高額の1,430万ドル(14億3千万円)で真如苑に落札され話題となった。2011年には狩野内膳工房作の南蛮屏風が478万6500ドル(3億9千万円)で落札され、日本古美術におけるオークション史上2位、日本絵画としては史上最高額を記録。2017年3月には藤田美術館がリニューアル資金獲得のために所蔵していた中国の青銅器や絵画など31点を出品し、29点が東洋美術のオークション史上最高額の総計約300億円で落札された。また、オークションではなくプライベートセール(相対取引)ではあるが、クリスティーズの仲介により、2019年に江戸絵画などからなるプライスコレクションの一部190点が出光美術館に売却された。これらの取引は同社の山口桂が担当したものであり、藤田美術館やジョー・プライスとの交渉の場面はNHK総合のドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介された。
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