日本史における都市史研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 19:52 UTC 版)
戦後日本の実証主義的歴史研究においては近世史分野において都市史研究が盛んで、1960年代までは豊田武・原田伴彦らが「封建都市」の概念で都市史研究を行っていた。一方、松本四郎や朝尾直弘は幕藩体制論の観点から都市史研究を行い、1970年代には吉田伸之・塚田孝らによる江戸・大坂など大都市をフィールドとした空間構造・社会構造・都市下層民などの諸相を明らかにする研究が展開され、「身分的周縁」などの概念が提唱されている。
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