日本への割譲と台湾民主国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:59 UTC 版)
「台湾問題」の記事における「日本への割譲と台湾民主国」の解説
19世紀後半になると、清朝は日本や欧米列強の対外進出に対する国防上の観点から台湾の重要性を認識するようになり、1885年に台湾を福建省から分離して台湾省を新設した。 1894年に日本との間で勃発した日清戦争に敗北した為、翌1895年に締結された下関条約(馬關條約)に基づいて台湾を日本に割譲し、台湾省を廃止した。日本に割譲が決まった台湾であったが、一部の清朝の役人が台湾民主国を建国して日本の台湾上陸に抵抗したが日本軍によって鎮圧され暫時平定した。 その後、日本政府は台湾総督府による統治を1945年まで実施し続けた。
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