日本の踏切
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 07:16 UTC 版)
日本全国の踏切道数は、2020年度末で32,733カ所である。1960年には全国に7万カ所以上あったものの、1961年に踏切道改良促進法が施行されて以来、一貫して減少傾向にある。 その一方で、踏切が新設される場合もある。阪急電鉄では、2010年12月5日より西宮北口駅8号線上に、駅南側東西の往来を円滑にする目的で新たに踏切を設置した。この8号線は今津線車両の入出庫のみに使用される回送線であり、列車の通過は早朝・夜間・深夜のみで、1日10本にも満たない(2011年時点でのダイヤグラムでは、1日4本のみ)ことから設置が認められた。 また、平成時代に開業した鉄道新線でも、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線や、井原鉄道井原線には、踏切が設置されている所もある。このほか、ひたちなか海浜鉄道において市の土地区画整理事業による踏切の新設 が行われたほか、可部線において廃線区間の一部を復活させる事業でも、踏切の新設が認められている。 新設された阪急西宮北口南踏切。
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