日本の医療について
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膵臓ガンと診断された自身の母親が東京都内の大学病院で手術を受け、抗ガン剤の副作用により急死した経過を記した「大学病院で母はなぜ死んだか」を『中央公論』(1994年2月号〜95年2月号)に寄稿した。この連載記事では病院や医師などをすべて実名で記し、患者へのインフォームド・コンセント(告知)や患者側家族との協議や説明など関する日本の医療の欠陥を指摘した。同時に患者側が手術の前に医師に支払う「謝礼金」の慣行の不明朗、不透明についても詳述した。前記の雑誌連載は1995年、第一回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム作品賞」を受賞した。雑誌連載は後に編集者単行本「大学病院で母はなぜ死んだか」(中央公論社、中公文庫)としても刊行された。
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