日本の人格主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/20 23:06 UTC 版)
日本の人格主義は明治以降の西洋哲学の摂取以来、さまざまな学者によって研究され、唱えられてきた。学ばれる西洋の学者は主としてはカント、グリーンであり、学ぶ方としては中島力造、大西祝、西田幾多郎、高山樗牛、綱島梁川、西晋一郎などであった。学説研究ではなく、教育の場で人格主義を唱えたのは、新渡戸稲造であった。学説研究で本格的に人格主義を唱えたのは、大正時代において阿部次郎『人格主義』(1922年)であり、昭和戦前時代においては河合栄治郎『学生に与う』(1940年)であった。
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