日本の人形劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 22:53 UTC 版)
日本には、活動中のプロ人形劇団は多くあるが、形態が多岐にわたるため把握できない。30年以上継続して活動している人形劇団には、人形劇団ひとみ座、人形劇団プーク、人形劇団クラルテ、人形劇団京芸、人形劇団ポポロ、人形館ぽー、人形劇団ゆりかご、人形劇団むすび座、結城座、貝の火、人形劇・トロッコ、人形劇団童心座、糸操り人形劇団みのむし、かわせみ座、などがある。また、劇団の連合体として、日本人形劇ネットワーク、全国専門人形劇団協議会、日本人形劇人協会、日本ウニマなどの専門的な団体がある。 滋賀県大津市にある人形劇の図書館は、日本で唯一の人形劇の専門図書館で、人形劇の研究などのために、現代人形劇を中心とした図書・資料を蒐集し公開している。人形劇・人形芝居関係の図書は、他に国立劇場や国立文楽劇場の図書資料室、早稲田大学演劇博物館などに多い。 2003年には香川県東かがわ市のとらまる公園内に日本で初めての体験型博物館である『とらまる人形劇ミュージアム』と『人形劇学校パペットアーク』が日本人形劇ネットワークによって設立された。2013年3月に国内唯一の人形劇専門学校だった「パペットアーク」が資金難から閉鎖した。
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