日本における使い分け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 18:11 UTC 版)
「水銀柱ミリメートル」の記事における「日本における使い分け」の解説
日本の計量法体系は、血圧の計量と生体内の圧力の計量に用いる計量単位を次のように使い分けている。 「血圧」の計量には水銀柱ミリメートルのみを用いることができる。その他の特殊の計量に用いる単位(水銀柱メートル、水銀柱センチメートル、水柱メートル、水柱センチメートル、水柱ミリメートル、トル、ミリトル、マイクロトル)を用いることはできない。もちろん、パスカル (Pa) とその整数乗倍を用いることができることは言うまでもない。 「生体内の圧力」の計量には、水銀柱メートル、水銀柱センチメートル、水銀柱ミリメートル、水柱メートル、水柱センチメートル、水柱ミリメートル、トル、ミリトル、マイクロトルを用いることができる。もちろん、パスカル (Pa) とその整数乗倍を用いることができることは言うまでもない。 真空工学等の分野ではいまだにトルが使用されることがあるが、これはパスカルへ置き換えることが推奨されている。
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