新横浜南部地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 00:05 UTC 版)
新幹線の線路より南側の新横浜篠原線・新横浜南口線(いずれも道路名)を軸とした、篠原町・大豆戸町の一部を指す。 北口とは対照的に、駅前には小規模なロータリーと雑居ビルが1棟あるだけである。駅前の通りを菊名方面へ行くと、港北七福神の1つ、大黒天が祀られている大黒天正覚院がある。篠原口から篠原消防出張所の脇を曲がると、篠原八幡神社があり、名木古木に指定されている木々が茂っている。 この地区の道路状況は極めて悪く、見通しの悪い道や狭い道が多々あるが、市と住民・地権者との対立が続いており、開発・土地区画整理は難航を極めていた。ゆえに、横浜線では2分程度で到着できる菊名駅から徒歩では20分以上かかるなど、不便さが目立つ。 2003年3月31日に本地区の事業計画「新横浜駅南部地区土地区画整理事業」が失効した。これにより、本地区を通る予定であった「都市計画道路新横浜篠原線」・「都市計画道路新横浜南口線」・「横浜市道新横浜元石川線」の延長・拡幅も白紙撤回となった。 2006年現在、市は上記の計画を再施行すべく「新横浜駅南口駅前地区の話し合い」を地権者向けに開催している。開発の余地が多くあるため、これから発展が見込まれる地区である。
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