新庄耕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 14:56 UTC 版)
新庄 耕 | |
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ペンネーム | 新庄 耕 |
誕生 |
1983年9月25日(41歳)![]() |
職業 | 小説家 |
最終学歴 | 慶應義塾大学環境情報学部卒業 |
主な受賞歴 | 第36回すばる文学賞(2012年) |
デビュー作 | 『狭小邸宅』 |
新庄 耕(しんじょう こう、1983年9月25日[2] - )は、日本の小説家である。
来歴
京都府京都市出身、10代の時に事件を起こして少年院に収容される[3]。2年間の浪人生活を経て慶應義塾大学環境情報学部卒業。リクルートに入社するも1年で退職し、ベンチャービジネスや肉体労働などの仕事を経験する[1]。
2012年、「狭小邸宅」で第36回すばる文学賞を受賞しデビュー。2021年、『地面師たち』で第23回大藪春彦賞候補。
著作
- 『狭小邸宅』(集英社、2013年2月 / 集英社文庫、2015年2月)
- 【台湾版】『狭小宅邸』(天培社、2017年10月)
- 初出:『すばる』2012年12月号
- 『ニューカルマ』(集英社、2016年1月 / 集英社文庫、2019年1月)
- 初出:『小説すばる』2015年8月号 - 10月号連載
- 『カトク 過重労働撲滅特別対策班』(文春文庫、2018年7月)
- 『サーラレーオ』(講談社、2018年8月)
- 初出:『群像』2018年5月号
- 『地面師たち』(集英社、2019年12月)(集英社文庫、2022年1月)
- 初出:『小説すばる』2019年1月号 - 10月号連載
- 『夏が破れる』(小学館、2022年4月)
- 【改題】『破夏』(小学館文庫、2025年2月)
- 初出:『WEBきらら』2021年4月号 - 12月号連載
- 『オッケ、グッジョブ』(電子書籍、2024年3月)
- 初出:『すばる』2013年9月号
- 『地面師たち ファイナル・ベッツ』(集英社、2024年7月)
- 初出:『小説すばる』2022年5月号 - 10月号、2022年12月号 - 2024年1月号連載
- 『地面師たち』の続編。
- 『地面師たち アノニマス』(集英社文庫、2024年11月)
- 『地面師たち』の前日譚。
単行本未収録作品
- おおすみ(『すばる』2020年1月号)
- 終電過ぎのシンデレラ(『小説トリッパー』2020年夏季号)
- 新郷地(連載『小説トリッパー』2021年春季号 - )
脚注
- ^ a b 『すばる』2012年11月号受賞者インタビューより
- ^ 第36回すばる文学賞・受賞者インタビュー
- ^ https://www.chukei-news.co.jp/news/2022/04/09/OK0002204090a01_03/
外部リンク
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