新山口駅北地区重点エリア整備事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:54 UTC 版)
「新山口駅」の記事における「新山口駅北地区重点エリア整備事業」の解説
同駅北側に広がる国道9号、県道江崎陶線、県道新山口停車場長谷線に囲まれた街区の市街地整備を行う事業として2009年度から検討が始まり、2010年3月に整備方針が決定した。具体的には、以下の3ゾーンに分割して整備を行っていくとしている。 Aゾーン - 駅北西側に広がる大規模遊休地のエリア。他のゾーンに先行して整備が行われるエリアで、当初は2014年度の整備完了を基本目標としていた。その後、当初予定より遅れて2015年に「地域資源を生かした産業振興の実現」に向けて、起業創業支援センターや2,000人収容の多目的ホールなどの拠点施設を整備する基本方針が示されていた。2021年4月に「山口市産業交流拠点施設」(KDDI維新ホール)として開業し、山口しごとセンター(旧・山口県若者就職支援センター)が駅南側から移転入居した。 Bゾーン - 北口正面、アクセス道路より北側のエリア。「民間誘導地区」と位置づけ、民間による再開発事業を想定。 Cゾーン - 北口の西側、アクセス道路より南側のエリア。「民間誘導地区」と位置づけ、民間による再開発事業を想定。東側エリア(C-1ゾーン)の一部にあたる市有地については山口市産業交流拠点施設の駐車場として整備され、西側エリア(C-2ゾーン)の遊休地は新設の3部制定時制高校である山口県立山口松風館高等学校の建設用地に充当された。
※この「新山口駅北地区重点エリア整備事業」の解説は、「新山口駅」の解説の一部です。
「新山口駅北地区重点エリア整備事業」を含む「新山口駅」の記事については、「新山口駅」の概要を参照ください。
- 新山口駅北地区重点エリア整備事業のページへのリンク