新ターリバーン政権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:05 UTC 版)
「カーブル陥落 (2021年)」も参照 2021年8月15日にカーブル市内をターリバーンが制圧。市内にあった各国大使館などの多くは閉鎖され、大使館員らは国外に退去した。また、大使館の通訳などの現地協力者らも、迫害を恐れてカーブル国際空港へ殺到した。空港及び周辺はアメリカ兵が増備され厳しい警戒が行われたが、8月26日には自爆テロが発生してアメリカ兵を含む170人以上が死亡するなど混乱は続いた。自爆テロは、イスラム国の分派であるISIL-Kが犯行声明を出した。 ターリバーンは全ての勢力に恩赦を約束したが、市内の家々を組織的に捜索が行われ、住民構成や職業などが調べあげられた。 2021年9月、市長にモラビ・ハムドラ・ノマニが就任。市役所の女性職員(全職員の約27%)の勤務を基本的に停止し、男性が代行できないか、男性にふさわしくない職務のみ勤務続行を認めることを発表した。
※この「新ターリバーン政権」の解説は、「カーブル」の解説の一部です。
「新ターリバーン政権」を含む「カーブル」の記事については、「カーブル」の概要を参照ください。
- 新ターリバーン政権のページへのリンク