新たな民生用L1波信号(L1C)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 02:25 UTC 版)
「グローバル・ポジショニング・システム ブロックIII」の記事における「新たな民生用L1波信号(L1C)」の解説
L1Cは民生用信号であり、現在のすべてのGPS利用者が使用しているC/A信号と同じL1周波数(1575.42 MHz)で送信される。 L1Cの送信は、GPSIII制御セグメント(次世代GPS運用制御システム)ブロック1が運用可能になれば開始されることになっており、現在のところ、2022年のことになると予定されている。 L1C信号は、24基以上のブロックIII衛星から送信されるようになると完全作戦能力を達成する。現在のところ、それが実現するのは2020年代後半になると見込まれている。 運用開始後は、下位互換性が確保されたC/Aコードが提供される。 最低でも1.5dBのC/Aコード出力の増加が保証されており、ノイズフロアの増加が軽減される。 非データ信号コンポーネントには、衛星の追跡を容易にするためのパイロット信号が含まれている。 ガリレオのL1との相互運用性が向上する。 仕様:IS-GPS-800
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