新たな城塞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 03:36 UTC 版)
「カステレット (コペンハーゲン)」の記事における「新たな城塞」の解説
スウェーデンによるコペンハーゲン包囲(1658 - 1660)の後、オランダ王国の技師ヘンリク・ルース(英語版)が招かれ、再建と拡張工事が行われた。この城塞はフレデリク港の城塞(Citadellet Frederikshavn)と名づけられたが、カステレット(「城塞」の意)としてよく知られている。 1807年のコペンハーゲンの戦い(英語版)では、イギリスからコペンハーゲンを防衛する役割を担った。 デンマーク黄金時代の代表的な画家であるクリスチャン・ケプケはカステレットの出身であり、この地を描いた作品を多く残している。 1940年4月9日、デンマークの戦いにおいて、付近の港に上陸したドイツ軍は、抵抗にあうこともなくこの城塞を占領した。 カステレットは1988年から1999年にかけて、A.P.モラー夫妻の一般基金によって修復された。
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