文語文節とは? わかりやすく解説

文・語・文節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 19:00 UTC 版)

橋本文法」の記事における「文・語・文節」の解説

まず、文を句切りながら発音して実際の言語としてはそれ以上に句切ることはな個々部分を「文節」とする。学校文法における指導などでは「ね」「さ」「よ」などを挟むことができる所で切る、と説明されている。 そして、文節一定の意味を持ち発音にもいくつかの規則性見られる、とした。 次に文節を更に意味を有する言語単位分解することで「語」を認める、とした。たとえば文節「山に」は「山」「に」のような語に分解される。ここで「山」のように独立し得る語を「詞」(自立語)、「に」のように常に詞に付くことで文節となる語を「辞」(付属語)とした。 さらに語について、「酒樽」(「酒」+「」)「本箱」(「本」+「箱」のような複合語」を取り上げ分解することはできるが、一語となっていてそれぞれ部分を成すに過ぎない、とした。(こういった複合語自然言語処理、特にかな漢字変換辞書などで重要で、文法では「情報処理学会全国大会のような語は1語だが、組合せがあるだけ辞書登録するのは無理なので、適当に分割して辞書引いて変換する必要がある) 辞については、助詞助動詞のような独立せぬ語」(「独立し得ぬ語」)の他、「お山」の「お」のような接辞」もあるとしたが、接辞と「独立せぬ語」の区別は、根本的なものでなく、程度の差に過ぎない、としている(このような接辞は、品詞分類にはあらわれていない)。

※この「文・語・文節」の解説は、「橋本文法」の解説の一部です。
「文・語・文節」を含む「橋本文法」の記事については、「橋本文法」の概要を参照ください。

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