文芸いぶすき
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『文芸いぶすき』は、指宿図書館が毎年発行している文芸作品集であり、2015年(平成27年)に第60号を刊行した。毎年、指宿市民や指宿市出身者から作品を募り、編集委員会の審査を通過したものが掲載される。収録作品は随筆・短歌・俳句・川柳・薩摩狂句・詩・郷土史の7分野から成る。 創刊は1956年(昭和31年)10月17日で、指宿市立柳田小学校の学区内で活動していた「柳和母親読書グループ」の文集『柳和』として刊行された。第2号は柳和母親読書グループだけでなく、市内の他の読書グループからの寄稿も受け、第3号から『文芸いぶすき』を名乗るようになった。当時は「素朴な生活記録文」を市内全域から収集するという方針で編集されていた。2006年(平成18年)に山川町・開聞町と合併して新しい指宿市が発足したことにちなんで一旦号数をリセットし、同年刊行分を「創刊号」にしたが、2015年(平成27年)に『柳和』時代からの通算号数に戻した。
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