文学の中の梵鐘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 05:41 UTC 版)
「凡そ,鐘の声は黄鐘調なるべし」徒然草、吉田兼好作 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規の俳句) 「夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の鐘がなる」(童謡『夕焼け小焼け』作詞: 中村雨紅、作曲: 草川信) なお平家物語冒頭の有名な句「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」は往生要集の記述「祇園寺無常堂の四の角に、頗梨の鐘有りて、鐘の音の中に亦此の偈を説く」を下敷きとしている。「頗梨」とは水晶ないしガラスのことであり、ここでの鐘は梵鐘ではない。
※この「文学の中の梵鐘」の解説は、「梵鐘」の解説の一部です。
「文学の中の梵鐘」を含む「梵鐘」の記事については、「梵鐘」の概要を参照ください。
- 文学の中の梵鐘のページへのリンク