数字と記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 18:59 UTC 版)
現代ヘブライ語ではアラビア数字を使用する(左から右へ書かれる)。いくつかの特定の用途では、ヘブライ文字に数価を割り当てて用いる(ヘブライ数字)。 句読点は現代ヘブライ語では西洋と同様のものを使用する。聖書ではソフ・パスークという節の終わりを表すコロンに似た形の記号があり(׃)、またスィルーク、エトナハ、ザケフなどの分離符が句切りの最後の単語の上下に使用される。 2つの語が緊密な関係にあることを表すために、マカフというハイフンに似た記号(־)で語どうしを結ぶことがある。 西洋のアポストロフィに似た機能を果たす省略記号は2種類ある。ゲレシュ(׳)は語の末尾に置かれて、そこから後ろが省略されていることを示す(例:「ישמאל」(イシュマエル)を「יש׳」と略す)。ゲレシュを重ねた形をしたゲルシャイム(״)は、単語の最後の字の前に置かれて、その語が略語であることを示す(例:תנ״ך タナハ)。ゲレシュはまた上記のように外来語の子音の表記にも使われるし、ヘブライ数字を通常の単語と区別するためにも用いられる。
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