数字の5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 02:26 UTC 版)
「ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」の記事における「数字の5」の解説
教会全体は5つの角のある星形の聖堂を中心に回廊が囲む構造となっており、5つの門がある。回廊内には五角形の小礼拝堂が5つあり、これらはそれぞれを点としたときに五角形となるように並んでいる。聖堂内の5つの壁龕には主祭壇とマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4人の福音書記者たちの副祭壇がそれぞれおかれ、主祭壇には5つの星がついた球の上に聖ヤン・ネポムツキーが立ち、5人の天使がその周囲に配された構図となっている。 数字の5は聖ヤン・ネポムツキーの象徴の1つである。これには様々ないわれがあり、聖ヤン・ネポムツキーが王の怒りをかって殉教し、ヴルタヴァ川に遺体を投げ捨てられた際に空に5つの星が輝いたという伝説によるというもの、告解の秘密を守り通したという逸話からラテン語のtacui(「私は沈黙した」の意)の文字数に因んだとするもの、キリストの聖痕の数を象徴するというものなどがある。
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