教会における記憶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/28 14:33 UTC 版)
「エジプトのマリア」の記事における「教会における記憶」の解説
エジプトの聖マリアを記憶する聖堂が各地にある。正教会の公祈祷・奉神礼においても、特に大斎を中心として様々な箇所で聖マリアに関する記述が朗誦される。 また、称号まで全て含めて記述される場合、聖マリアはエギペトの克肖女(聖)マリヤとも呼ばれる。克肖女(こくしょうじょ)とは「肖を勝ち得た女」との意味で、肖とは日本正教会においてアダムとエヴァ(イブ)によって曇らされた神の似姿を指す漢字として用いられる。 「神の像と肖」も参照 女性の聖人が「克肖」の称号が用いられる場合には克肖女(こくしょうじょ)と呼ばれ、男性の聖人の場合には克肖者(こくしょうしゃ)と呼ばれる。本記事内に登場していた修道司祭ゾシマもまたパレスティナの遁世者克肖(聖)ゾシマと呼ばれる。すなわち克肖者・克肖女は「神に似た人間の本来の姿を回復した聖人」を意味することとなる。
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