救済療法
【概要】 治療に対する反応は患者によってかなり異なる。臨床試験をかさねて十分な証拠を得た後に、第一選択すべき治療法が確立し、標準的な治療法(Standard)になる。一方、これを選ぶことができない場合には、第二選択などの代用療法(Alternative)が選ばれる。さらに、初回治療が失敗に終わった場合、次の選択肢があることもある。十分な証拠がないけれど、救済のためには挑戦する価値があると思われる治療法が救済療法である。
【詳しく】 救済療法としては未認可薬の臨床第1相試験があてられることがある。「すべての手を尽くした」と言えるように準備している。救済療法は、元は臨床腫瘍学、いわゆる抗癌剤治療の研究からできた言葉ではなかろうか。

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