放水路案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/13 09:52 UTC 版)
旧足羽川ダムと同等の洪水調節機能を保持し、かつ最小限の犠牲で済ます為には天神橋~日野川間で延長6km、川幅64mの放水路が最適とされた。これにより800?/sの流量を分流させることができる。最小限の犠牲とはいえ放水路建設によって440戸の移転が必要となる。また、JR北陸本線・越美北線・福井鉄道福武線の鉄道路線の敷設変更、国道8号・県道4路線・市道等35路線の計40路線が付け替えを必要とし、これにより130戸が更に移転を余儀なくされ計570戸の移転が必要となる。この他、日野川に洪水を放流する事から放水路より下流10.6kmの堤防整備が必要となり、それによる2次的な家屋移転や橋梁架け替えが発生する。
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