揺動する彫刻/オシロレリーフ 1972-1982頃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 18:12 UTC 版)
「水井康雄」の記事における「揺動する彫刻/オシロレリーフ 1972-1982頃」の解説
オシロレリーフとは、直線が縦振動と横振動をしながら電熱線で切ったフォル ムである。一見自由にみえるフォルムであるが、注意深い技術的なコントロールを秘めている。このフォルムは、《開く壁》Le mur qui s'ouvre(コンクリート/4,5m x 13/フランス,ランブイエ高校/1973)によって考案され、以後、十年近い制作の基本アイディアとなった。この写真の彫刻は、《複揺》Oscillo-Complexe(石/3m x 1,3 x 1,2/1981美ヶ原高原美術館 長野)における第二回ヘンリー・ムーア 大賞展に招待された時の作品で ある。作品は7トンにも及び、作者はフランスの ナンシーで制作し、完成した作品は飛行機で日本に運ばれた。
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