拡張された命令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/02 07:56 UTC 版)
「MSX-BASIC」の記事における「拡張された命令」の解説
MSXの規格にあわせた次のような命令を持っていた。 VPOKE,VPEEK VRAMへの書き込み命令と読み込み関数。MSXではVRAMはVDPが管理し、CPUのアドレス空間とは別になっているため用意された。 VDP 画像コントローラVDPのレジスタをBASICから直接読み書きする関数。 ON ~ GOSUB 割り込み命令。ファンクションキー押下(KEY)、インターバルタイマ(INTERVAL)、スプライト衝突(SPRITE)、プログラム中断操作(STOP)などを検知して特定のサブルーチンをコール。 CALL スロットに接続されたデバイスの拡張命令を呼び出す。周辺機器の持つ拡張BIOSにCALL命令の処理ルーチンが格納されており、BASICプログラムから周辺機器をコントロールすることができた。短縮形はアンダーバー(_)。例:MSX-DOSから「BASIC」コマンドでDISK-BASICを起動した場合、CALL SYSTEMを実行するとMSX-DOSが起動。 PUT SPRITE スプライトの表示位置・パターン・色を制御。 SPRITE$(n) スプライトのパターンを定義する関数。
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