拠点数の多さ(建材商社と卸の違い)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 14:27 UTC 版)
「JKホールディングス」の記事における「拠点数の多さ(建材商社と卸の違い)」の解説
JKホールディングスは傘下のジャパン建材を始め全国300ヵ所以上の拠点を有している。そしてこの拠点数という観点で見てみると、建材流通商社は主に2種に分類できることがわかる。JKホールディングスと同じく3000億円規模の売上を誇る伊藤忠建材・SMB建材の拠点数を例に見てみる。各社公式HPによると伊藤忠建材の拠点数は17拠点、SMB建材の拠点数は20拠点を数え、上に挙げたJKホールディングスと10倍以上の差が存在しているのである。 この違いは、各社が流通の川上に位置するか、川下に位置するかの違いにある。 伊藤忠建材・SMB建材は比較的川上(生産者たるメーカー側)に位置するため拠点数が少なく、対してJKホールディングスは川下(消費者たる工務店側)に近いため拠点数が多くなるのだ。以上の事実から、業界地図等でまとめて掲載される住宅設備・建材商社は商流を司る商社と、物流機能を中心に持つ卸売業者の2種に分類することができ、JKホールディングスは後者側である事がわかる(JKホールディングスに商社機能が全くないというわけではない)。 JKホールディングスと同じ住宅設備の卸売業者としては他に渡辺パイプ、ナイスの存在が挙げられ、いずれも100を超える拠点数を持つ。
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