抵当証券
抵当証券会社は発行をしてもらった有価証券を、50万円券や100万円券など小口に分けて投資家に販売します。元本は保証されませんが、土地の値段が右肩上がりであったバブル期には高利回りの金融商品として脚光を浴び、発行する抵当証券会社も多数設立されました。しかし、なかには投資家に多大な被害を与える悪質な業者が出たことで社会問題化し、1982年には抵当証券を規制する法律が公布され、翌1983年から抵当証券会社の登録が義務づけられました。最近では、不況により落ち込んでいる不動産取引を証券化することで活性化しようとする動きが活発になり、抵当証券も不動産金融商品として再認識されるようになってきています。
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