打上げの経過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 05:06 UTC 版)
「H-IIAロケット6号機」の記事における「打上げの経過」の解説
13時33分に固体ロケットブースタ(SRB-A)に点火、離陸開始したロケットはほぼ予定通りの1分38秒後にSRB-A 2基の燃焼を終了し、これを分離(切り離し)するシーケンスを自動的に実行したが、1基のSRB-Aが分離せずロケット機体に残ったままとなった。SRB-Aは、内蔵の燃料と酸化剤を使い切っても10tの質量がある。 このため、ペイロードに与えられるべきであった増速度の不足から、所定の衛星軌道に到達する見込みがなくなったため、2段目の燃焼開始直後の13時43分53秒(打上げ後10分53秒)に指令破壊コマンドを送信して、ロケットを自爆させた。この結果、ロケットはペイロードとともに太平洋上に落下した。
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打上げの経過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 08:17 UTC 版)
「H-IIロケット5号機」の記事における「打上げの経過」の解説
1段目および2段目の第1回燃焼は予定通り終了した。しかし、ペイロードを静止トランスファ軌道に乗せるための第2回燃焼は計画通り打上げ後23分30秒から開始されたものの、予定の190秒間に対し47秒間で燃焼を停止した。その後衛星の切り放しが、計画した時刻に近い打上げ後27分18秒に自動的に行われた。 この燃焼時間不足の結果として、衛星は静止トランスファ軌道には到達できず、近地点約250km、遠地点約1,900km、軌道傾斜角約30度の低軌道に投入された。
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