手動式コーヒーミル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 01:19 UTC 版)
電動式に比べ、必ずしも手軽とはいい切れないが、装飾性や挽くことによる演出効果がある。また電動式と違い熱や静電気を発生させにくいという効果もある。価格帯は日本円で千円台~数万円台のものまで様々である。中には実用に使えず、装飾品に近いものがあり注意を要する。また機種により工作精度や機械的剛性、回転軸ズレ等にひらきがあり、これらが劣っていると、粒子の大きさがそろいにくくなる、必要トルクのむらが大きい等の不具合が生じやすい。量が多いとき、時間がないときは面倒であり、また、浅煎りの豆やコスタリカの豆のように、堅い豆は挽きにくいこともある。実用性が乏しいものが多い一方、優れた機種では、より小さな力で挽け、粒子度合いが揃っているものも少なくない。 手動式ミルは主に家庭用に用いられるが、少数ながら手動式ミルによるコーヒーの香味・演出効果にこだわり、業務用に用いる喫茶店がある。
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